2018年4月15日日曜日

勝手にふるえてろ ファンブック 絶滅したドードー鳥編




お知らせです。

伊藤聡さんが作られた「勝手にふるえてろ」の同人誌に
表紙やカットイラストを描きました。

この映画をまた観たくてたまらなくなる、
とても素敵な一冊になっています。
参加できたことを嬉しく思います。

同人誌の通販や内容の詳細はこちらから

2018年3月15日木曜日

スリー・ビルボード (Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)

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(監督: マーティンマクドナー キャスト:フランシスマクドーマンドなど)

今月行われたアカデミー賞では、
主演女優賞と助演男優賞を受賞しましたね。

アメリカのミゾーリ州にあるエビングという架空の町が舞台。

映画が始まるとまず、濃い霧の中に立つ、
みっつのビルボードが映ります。
ふる〜い、オムツでしょうか、
赤ちゃん用の何かの商品の広告が貼ってあります
色あせ、ビリビリに剥がれて、もうボロボロです。
けれどそんなビルボードたちが、まるで何かの意思があるかのような
お互いになにかを話し合ってるような、
カメラはそんな不思議な写し方をします。
そして入ってくるタイトル。
んぁ〜ああ〜…映画だなぁ〜…と全身で感じることのできるオープニングです。

そこから始まるミルドレッドの戦いの日々。
怒りに燃えまくっています。
その様子を見ていると心がヒリヒリとします。
(ところどころ彼女のしでかすことは笑えます)
戦う相手は町の警察署、名指しをするのは責任者として署長のウィロビー。
そしてウィロビーの隣には、彼を慕う乱暴者のディクソン。

オープニングにうっとりさせられ、
生きているとしっかり信じられるキャラクターたちの
生き様をあらゆる言葉、視線、行動で見せつけられてるうちに
「この人はこんな人間だし、こういう立ち位置、役割だな」とか
「この出来事が起きてからの〜こういうカタルシス〜」など
自分の中にある映画はこういうものだという
決めつけの枠内で見はじめてしまいます。

ですが、人間や人生とは全くそういうことではない。
うんざりするほどに思い通りにいかず、全く思ってみなかった出来事に、
めちゃくちゃに傷つけられるし、もうダメだと思っていたところ救われる。
そして人は変わる、変わらない、変わる。
そういうことを、ものすごいインパクトで思い知らされる映画でした。

サムロックウェルのディクソンという人間の
表現が本当に素晴らしくて私は途中のシーンで
世界をひっくり返されるような思いをさせられました。

あと、ケイレブランドリージョーンズ…!
フワフワしてそうで、かなり強いハートを持った行動は、
見るもの全員に大きな印象を残す演技だったのではないでしょうか!
口が大きく、色素が薄くてそばかすが美しい、
簡単にいうとグッドルッキングガイですね
これから要チェックですわネ

2018年3月12日月曜日

デヴィッド・リンチ アートライフ (David Lynch : The Art Life)

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元町映画館で開催された
「デヴィッド・リンチ アートライフ」の試写会へ行ってきました。

「インタビューでは心を開かない」ことで有名とのことですが、
カメラの前で語る彼はとてもリラックスしていました。
制作してる姿もたくさんみれます。ちょっとイラチな姿にフフっとなります。
あと娘が天使のようにかわいいのですが、
二人で一緒に粘土遊びなどしているデヴィッドほんとーにあどけない。

自身の人生を振り返りながら話す彼を見ながら、
とても正直に話す人なんだな…と思いました
あまりに純粋な言葉たちに、思わず笑ってしまうほど。
「過去がアイディアをいろどる」という言葉から始まり、
彼の人生と作品の鏡合わせの様子を本当にじっくりと知ることができました。
彼の表現は、すごく信頼できる。という気持ちになります
感心するほどにまじめで丁寧な作りのドキュメンタリーでした。
あとカメラが映し出す絵的な語りもとっても美しい!

学生時代のエピソード、イイハナシばっかりでしたね。
なんせデヴィッド本人のあけすけに話す感じがすっごくいい
「イレイザーヘッド」を撮っていたときのことを話しながら
最後に言葉を失うような流れを、目が醒めるような気持ちで見ていました。

パンフレットに書いてあったのですが、
この映画の資金集めにはキックスターターを利用したとのこと。
出資者たちは映画を楽しみにするデヴィッドのファンなので、
映画の撮影がちゃんと進んでいるかのチェックが
非常に厳しかったという苦労話がめちゃくちゃ面白かったことや
監督のインタビュー、高橋ヨシキさんのすばらしい解説など
とても読み応えのある一冊でしたのでオススメです!

2018年2月2日金曜日

バーフバリ 王の凱旋 (Baahubali 2: The Conclusion)

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神戸国際松竹 で 「バーフバリ 王の凱旋」を観ました。

世間ではテンションが全く普通ではない前評判に溢れかえっていますよね。
それにつられて、1を見逃してはいるのだけど映画館へ駆け込んできました。
そんな私みたいな人のために前作のあらすじから始まる本編。
あらすじの時点で爆発する面白さに早くも圧倒されました

とにかくバーフバリがすごい、本当にすごくて私たちは
本編開始早々に彼にひれ伏しちゃう。
そのすごさを説得するために起きるできごとの数々、
ほんと〜にしびれちゃう、もうたまらん、
見たことない事ばかり起きてお祭り騒ぎが止まりません。
そんな無茶な力技のオンパレードなのですが決して乱暴ではなく、
(どうにかなってしまうくらい面白いのですが)
品良く感じるのはもうこの映画の土台にあるのが
誠実さであるということからなのだと思います。
あとはバーフバリというキャラクターの…品格ゆえですよね!

いろんな制約や決まり事を取っ払って、
のびのびと物語が展開していくのと同時に
お約束でしかない表現も素晴らしいです。
誰かが焦ると「焦った音楽」が大音量で流れ、
みんなが焦るとその「焦った音楽」が人数分大音量で流れます。
面白すぎるのでやめてほしいと思いました
もうわかったから!

おもしろい、めちゃくちゃだ、としか言ってませんが
家族内でこじれてしまう関係性と2世代にわたる
その確執がピークに向かって集約されていく様子など
とてもわかりやすく伝わってきて見応えタップリです

ただ、その正しさを信じられてきたシヴァガミのわりと
私情をはさみまくってる判断については
前はもっと立派だったのかなあ、とか
余計なお世話なこと考えたりしちゃいました。

関西では塚口サンサン劇場にて前作の「バーフバリ 伝説誕生」
も特別上映をするとのことなので、観にいっちゃうぞー

2018年1月24日水曜日

キングスマン:ゴールデンサークル (Kingsman:The Golden Circle)


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OSシネマズ 神戸ハーバーランドキングスマン:ゴールデンサークルを観ました。

(監督:マシューヴォーン キャスト:タロンエガートン、コリンファースなど)

前作のキングスマンは、若者の成長の物語でした。

コリンファース演じるハリーが荒れた生活を送っていた
タロンエガートン演じるエグジーを導いていくその過程で
二人で交わすやりとりやハリーの大事にしてきた思いや美学、
エグジーが変わっていく様子は本当に心を打たれるものがありました。
タロンエガートンはこの映画で初主演!(というかほぼ初出演)
という状況にも観客として勝手に彼の役者としての運命を
感じてしまわざるをえませんでした。
物語の核に付随したとても素敵なファッションにシュっとした美術、
おちゃめなキャラクターたち、はっちゃけた演出、
ちょいグロ感などがイキイキと輝いて見えたのです。

まだまだ続いていけるような余韻をしっかりと残した前作だったので、
続編の知らせには心踊りましたし、ええ、なによりも、
チャニングテイタムさまが…参加なさるというじゃないですか…
トレイラーからその良い男オーラが画面を充満、
英国紳士?知るかよ アメリカングッドルッキングガイがかますぜ!という
出で立ちにわたし大興奮。公開を心待ちにしておりました。
(ところでなんでハリーもばっちり出てるのかな)

結果、見事にガッカリ…というかお預け状態をくらってしまうはめに。トホホ

今作のキングスマンは、そのアクションシーンのさらなるハデさや
わるふざけ感のレベルアップ、VFXのパワーアップ、
いろいろ見応えをちりばめてはいるのはとってもわかるのですが
前作にわたしが感じたキングスマンとしての精神性…
というところに重きを置いてないので
(というかエグジーが随分成長しきっているのでね、
その要素を繰り返せないのはわかりますし立場が逆転して
ハリーを心配する…という様子も加えたりしているのですが
この仕組みにも観客としてどうにも納得しきれない)
気持ちをグっと掴まれることないまま…という印象でした。

チャニングテイタムさまが大暴れする展開さえあれば、
ああチャニングテイタムさまがそのデニムのジャケットを
さっと脱ぎ捨てて軽快に踊り出す展開さえあれば…
(あの踊りはナシですナシ!)

2018年1月11日木曜日

勝手にふるえてろ



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2018年の映画始めはシネリーブル神戸「勝手にふるえてろ」でした!

(監督:大九明子 キャスト:松岡茉優、渡辺大知、北村匠海、石橋杏奈)

わたくしハロヲタですので松岡茉優さんってとてもイイ子…
ということは日々思っていましたが
この映画を観てますます彼女の魅力を思い知りました!

大げさで、臆病で、思い込みが激しいなんてものじゃなくて、
軽快に悪い言葉がするすると口から出てきて、
でもそんな中でも彼女の得意なことはとても輝いていて、
劇中はいつまでも松岡さんの演技を観ていられるきもちになる至福の時間でした。
そんな大変な困ったちゃんの松岡さん演じるヨシカは、
私たちにグンと距離を縮めてきた
2010年代のアメリじゃん〜!なんて思ってしまいました。

そんなヨシカに恋をする青年を演じた渡辺大知さんも
たいへん素晴らしいレベルのいい人なんだけどときめかない感が
とっても可愛らしくて、二人の心の通い合い、
すれ違いのすべてにこっちも一所懸命な気持ちでいっぱいになりました。

ヨシカが「本当にしたかったこと」に突進していく姿、
時に「こんなはずじゃなかった」と傷つく姿、
そして、世界がどんな風に彼女に応えていくかの全てが必見です!

2017年12月30日土曜日

2017 cinetrotting notes

















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2017年は映画館で54本の映画を観ました。
内51本が新作上映のものでした。

毎年この時期になるとあれも見逃しただの
これも見逃しただのブツブツ言ってしまいますが
それ以上に今年も本当にいい映画、
たくさん観たなぁという気持ちが勝ります!

毎週金曜日、1週間仕事を頑張った帰りに観に行くレイトショーが
ここ数年わたしの一番の幸せタイムでした。

新しい物語、新しい人間、新しい発想新しい視点
それらに出会う度に本当にときめきで胸がいっぱいになります。
もっと見たい、みせてくれー!というおもいだけで映画館に通っています
それがめちゃ楽しいです。

来年もたくさん観たいです!今からたのしみだよー!

***

今年の10本!という感じで選びましたが、
本当にどれもこれも最高で選べない、、、
別に誰も選んでくれなんて頼んでないし
選ばなくてもいいよという感じですが、、、

その中でも特に衝撃的で
今年の映画として覚えているだろうなあと思うのが
「お嬢さん(아가씨)」と「新感染(부산행)
このふたつの韓国映画です

韓国語、もっと勉強しなくちゃね!オー!