2015年1月20日火曜日

TATSUMI マンガに革命を起こした男


シネリーブル神戸で「TATSUMI マンガに革命を起こした男」を観ました!

「あなたは辰巳ヨシヒロを知っていますか?」と
問いかけてくるチラシに一目惚れ。
知りません。教えて!

「劇画漂流」という自伝的作品と、
その他5本の短編を織り交ぜていく流れ。

劇画漂流のナレーションが辰巳ヨシヒロさん本人で、
これがとても良かった。めちゃくちゃ優しい声なんです。
実は本人は自分の声が使われると最後まで知らなかったらしい!

5本の短編、どれもすごい。
ちょっとした動きや、言うまでも無く絵の力が強烈で、
インクの黒がぬめぬめとスクリーンいっぱいに広がっていて、美しかった。
あと音が生々しくて絵に非常に合ってた。
例えば「愛しのモンキー」の工場での機械が
荒々しくたてる音は怖くなるほどでした。
それにしてもどれもこれもしんどくてとても苦しくなった。

それに比べて、うまく言えないけど、
「劇画漂流」におけるカラーの世界はちょっと
味気なく映ってしまってたように思う。
あと、味がある…ではちょっとすまされない、
別所哲也(一人六役)さん以外の声優さんが下手すぎないでしょうか!

ちょっと唐突だったような気がする、とか
本当にあの作りや流れはベスト?なのかな?とか
「劇画漂流」を読んでいないからなんだけど
どうしてこうなったのかな?
このときはどうなってたのかな?とか
気になるところはちょいちょいあるけれど
ラストの本人が出てくるシーンの、
あそこのインパクトで全て吹き飛びました。

2015年1月10日土曜日

Love, Rosie ( あと1センチの恋 )


Love, Rosie  (あと1センチの恋) をシネリーブル神戸で観ました!

年末に世にも恐ろしい結婚物語 aka GONE GIRL (最高)を
観たこともあってか今年の1本目はピチピチしてて可愛くて
サワヤカでときめくやつが観たい!という欲求があり、
それをまさに叶えてくれそうだ〜!と選んだのがこれでした。

もどかしくなっちゃうかな…すれちがいまくっちゃうのかな…
切なくなっちゃうかな…フフ と期待しましたが、残念なやつでした。

とにかく、なんだか良くわからない。

かろうじてぼんやりと主人公のロージーが
何を望んで生きているのかは理解できるんだけど、
周りの人々が何を考えてるか本当に良くわからないのです。
そこに愛があるのか、わからないのです。
そして、愛があったとして、
なんですれ違ってるのか本当によくわからないのです!!!

人々が葛藤するシーンはそこそこに、
その心情を表していると思われる曲を次々と流すのですが
このやり方がとても古めかしく、ダサイ!

「悪者」になっていくキャラクターたちが、
ひどくステレオタイプな描かれ方で正直言って不快。
彼/彼女らが悪者である理由が、なんてことない
二人の愛を確かめ合わせるためだけのものって、なんだそれ〜。
そんでみんなひたすら、登場するきっかけがなんとなくすぎるよ!

二人の恋を応援したくなるほど
素敵な恋愛にはとても思えないし、
折角途中の「都会暮らしの裕福なオレと田舎で平凡なオマエ」の
ちょっと面白そうな図式があったのにそれも活かすことなく…。

ただリリーコリンズはすっごく可愛かったです!!!